BLOG
ブログ

2021/02/22/月

【災害への備え①】Tech Kids Schoolの対策について

CATEGORY : Tech Kids School

東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災からまもなく10年が経とうとしています。

先日2021年2月13日には、同震災の余震とみられる大きな地震がありました。被災された皆様、日常生活への影響を受けている皆様に心よりお見舞い申し上げます。

Tech Kids Schoolは、社内に防災委員会を設け、災害発生に備えた対策にかねてより力を入れております。今回のブログでは、Tech Kids Schoolの防災の取り組みの一部を、前編・後編に分けてご紹介いたします。

 

Tech Kids Schoolにおける災害発生時の基本方針は次の通りです。

現在Tech Kids School渋谷校の会場である「渋谷スクランブルスクエア」のビルは、大きな地震災害にも耐えられる構造設計となっており、停電に備えたバックアップ電源のほか、帰宅困難に陥った場合に備え、救援物資を備蓄しております。また、同ビルが位置する渋谷地区は、行政当局により「地区内残留地区※」に定められています。

 
※「地区内残留地区」とは、地区内施設物の不燃化が進んでおり、万が一火災が発生しても、地区内に大規模な延焼火災のおそれがなく、広域的な避難を要しない区域のことです。

そのため、災害発生時においては原則として、安全を確保した上でスクール教室内に留まります。災害発生時にお子様をお一人で帰宅させることはせず、保護者の皆様へ連絡を行い、お迎えをお待ちいたします。

その際に速やかな連絡が行えるよう、お子様が毎回スクールに持参するファイルの中に、ご家族への緊急時の連絡先を記入いただいた「緊急時連絡シート」を封入しており、出席の際にはお子様自身に携帯いただいています。

上記シートには連絡先のほかに、血液型や持病、アレルギーの有無などの記入欄も設けており、万が一体調不良や怪我などが起きた際には緊急医療機関にもこちらの情報共有を行います。

 

また、連絡手段や交通網の混乱などによって待機時間が長くなる場合も想定し、ビルの備蓄品だけでなく、当社でも食糧や衛生用品などの各種グッズを備えています。

水と非常食のほか、AED(自動体外式除細動器)、救急セット、多機能ラジオライト、メガホン、レスキューシート(保温シート)、自家発電バッテリー、簡易トイレ、衛生用品も備えています。非常食については、アレルギー物質28項目を除いて作られている補助食も用意しています。備蓄品については定期的に点検や見直しを行っております。

 

大規模災害時には、公共交通機関の混乱などにより、長期間の避難生活を余儀なくされる可能性もあります。Tech Kids Schoolでは、お子様が無事ご帰宅されるまでの安全・安心を確保するため、万全の備えを整えておりますので、どうぞご安心ください。



記事後編では、Tech Kids School の防災訓練の様子をご紹介します。