Press Release

　株式会社サイバーエージェント（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：藤田晋、東証一部上場：証券コード4751）の連結子会社で、インターネット広告運用サポート事業・メディア運用サポート事業を行う株式会社シーエー・アドバンス（本社：沖縄県那覇市、代表取締役社長：平川義修）と、小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」を運営する株式会社CA Tech Kids（読み：シーエーテックキッズ、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：上野朝大）は、両社が設立したプログラミング学習奨学金制度「CA-Frogsキッズプログラマー奨学金」の奨学生2名による作品発表会を12月13日（日）に開催致しましたことをご報告いたします。

　「CA-Frogs キッズプログラマー奨学金」は、沖縄の未来を担うIT人材を育成・輩出するための、プログラミング学習奨学金制度で、シーエー・アドバンス、CA Tech Kidsのほか、クラウドサービスの提供、およびアプリ・Webサービスの企画/デザイン/開発/運営業務を行う株式会社レキサスと、沖縄県内の中学生～大学生をシリコンバレーへ派遣し次世代リーダーの育成を目指す教育プログラム「Ryukyufrogs」（読み：リュウキュウフロッグス）との四者共同で設立したものです。

　この度の発表会は、Ryukyufrogsに参加する学生が学びの成果を披露するイベント「Ryukyufrogs LeapDay」の中で行われたもので、現役高校生起業家によるプレゼンテーションや、Ryukyufrogs7期生が作成した3つのオリジナルサービスのプレゼンテーションと並び、「CA-Frogs キッズプログラマー奨学金」第一期奨学生に採択された、上原匠人君（小学校5年生）、譜久原理樹人君（小学校5年生）の2名が、小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」で半年間延べ約100時間にわたってプログラミング学習に取り組み、独自に開発したアプリのプレゼンテーションを行いました。

　上原匠人君は、HTMLやJavaScriptで開発したアプリ「沖縄神経衰弱」を発表しました。最近物忘れが多くなったというおばあちゃんのために作ったということで、「時間制限や画像をランダム表示にしたりして頭を使うようにしました。また、文字や画像を大きく表示し見やすくしたり、沖縄のモノを覚えられるように辞典も付け、学べるアプリです」と紹介してくれました。

　譜久原理樹人君はApple社の開発ツール「Xcode」（読み：エックスコード）を使い、iPhoneアプリ「歴史図鑑」を開発しました。「小学生が中学受験で苦手な歴史（社会）を覚えられるアプリを作りました。この歴史図鑑では、各時代で活躍した人物の説明と問題があり、問題に正解すると正解率が上がるようにしていて、教科書を見るだけではあじわいにくい達成感を、正解率を付けることであじわえるようにしました。」と紹介してくれました。

　プレゼンテーション後には、日本マイクロソフト株式会社澤円氏などからのフィードバックがあり、ゲスト3名とRyukyufrogs理事長比屋根隆氏とのトークセッションでは、「若いうちからプログラミングなどクリエイティブなことができると、将来沖縄の貴重な財産になる」、「ほとんどの人が大人からプレゼンテーションをしており、それを小学校から経験して継続していくことで周りと差がつく」と話題になるなど、会場の注目を浴びていました。

　この度のイベントの様子を撮影した動画をYouTubeのTech Kids School公式チャンネルにて、ご覧いただくことが可能です。

　シーエー・アドバンスとCA Tech Kidsは共同で2014年にTech Kids Schoolを沖縄県に設立し、同年12月には沖縄工業高等専門学校と沖縄県北部地域の小学生を対象とした、産学連携プログラミング学習推進活動「Digital Kids Yanbaru」を開始するなど、都市部同様に先進的なプログラミング教育が受けられるよう、機会創出と普及に尽力してまいりました。

　シーエー・アドバンスおよびCA Tech Kidsは、引き続き沖縄県内におけるプログラミング学習の機会創出と普及に努めてまいります。

株式会社CA Tech Kids
Tel: 03-5489-8639 / E-mail: pr@ca-techkids.com