Press Release

　株式会社CA Tech Kids（読み：シーエーテックキッズ、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：上野朝大）は、主に主婦などの女性が講師となり自宅で小学生にプログラミングを教える、自宅開講型小学生向けプログラミングスクール事業「Tech Kids Home Teacher」（仮称）（読み：テックキッズホームティーチャー）を2016年2月より開講いたします。また開講にあたり、自宅で小学生にプログラミングを教える女性講師を募集いたします。

　この度新たに開講する自宅開講型小学生向けプログラミングスクール事業「Tech Kids Home Teacher」（仮称）は、CA Tech Kidsがこれまで培ってきたプログラミング教育のノウハウを活用し、主に主婦などの女性が講師となって自宅で小学生にプログラミングを教える、フランチャイズ形式のプログラミングスクール事業です。CA Tech Kidsにて独自に女性講師を募集・契約・研修し、Tech Kids Schoolで使用している教材・カリキュラムを用いて講師の自宅等で開講していただきます。生徒は小学校1年生から6年生を対象とし、米国マサチューセッツ工科大学で開発されたプログラミング学習用ソフト「Scratch」（読み：スクラッチ）等を用いて、週1回のペースでプログラミングを学習していきます。2016年2月より関東近郊にて試験的に開講し、その後順次全国に展開する計画で、2020年には全国3000箇所への展開を目指してまいります。

　総務省が本年6月に発表した「プログラミング人材育成の在り方に関する調査研究 報告書」によれば、プログラミング教室や学習塾など、子どもを対象としてプログラミング教育サービスを提供する全国51の事業者のうち、半数以上にあたる27事業者が東京をはじめとした関東地方に集中しており、地方において子どもたちがプログラミングを体験する学習機会は未だ極めて限られているという現状が浮き彫りになりました[1] 。同報告書では、「プログラミング人材育成は、国の地域創生事業で求められている地域人材育成や地域産業の活性化へと繋がる効果が期待できるため、特に首都圏以外の地域での取組みを支援することは有効である」と指摘されています。

　 CA Tech Kidsは2013年5月の設立以降、全国12都府県にわたって学校や自治体で出張プログラミング授業を行ってきたほか、2014年には沖縄県に拠点を開設し、地元教育機関や地元企業との連携のもと、地元の小学生を対象とした奨学金プログラムを創設するなど、地方においても都市部同様に先進的なプログラミング教育が受けられるよう、機会創出と普及に尽力してまいりました。この度の「Tech Kids Home Teacher」事業の開始により、首都圏・都市部でのみならず、全国のあらゆる地域でプログラミング学習の機会を創出することを目指してまいります。

　また、女性の働き方が多様化する現代において、出産により退職する女性が6割を占める[2] など、結婚や出産などのライフステージの変化に伴い、女性の就業に関する課題は多く存在しております。このような背景をふまえ、サイバーエージェントグループでは、女性の様々な働き方の支援を専門に行う株式会社Woman & Crowdを2014年9月に設立し、在宅で仕事をしたい女性と仕事を依頼したいクライアント（個人・法人）をマッチングするクラウドソーシングサービス「Woman & Crowd」を展開しております。この度の「Tech Kids Home Teacher」の開始により、サイバーエージェントグループ全体で女性の雇用推進にも積極的に貢献してまいります。

[1]総務省「プログラミング人材育成の在り方に関する調査研究 報告書」
[2]出典元　内閣府男女共同参画局発行「男女共同参画白書平成25年版」に掲載されている「子どもの出生年別第1子出産前後の妻の就業経歴」

株式会社CA Tech Kids
Tel: 03-5489-8639 / E-mail: pr@ca-techkids.com