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2018/02/01/木

大阪校メンターインタビュー(前編)〜学びの鍵は信頼関係〜

CATEGORY : Tech Kids School 大阪梅田校

 

みなさん、こんにちは!
Tech Kids School大阪梅田校教室責任者のたかのんこと、高野です。

大阪梅田校では現在
・土曜午前クラス
・土曜午後クラス
・日曜午前クラス
・日曜午後クラス
の4クラスを開講しており、約200名の生徒様にプログラミングを学んでいただいています。

 

Tech Kids Schoolでは、1人の先生が前に立って授業を行うのではなく、
子どもたち1人1人が教材にもとづいて自分のペースで学習を進めていく「自学スタイル」を採っています。

そんな子どもたちの学習をサポートするのが、「メンター」と呼ばれるお兄さん、お姉さん!
今回は、Tech Kids School大阪梅田校で活躍する2人のメンターにインタビューを行いました!

 

竹永 勇真(たけちゃん)
大学3年生。
大学では情報工学を学んでおり、人と機械の関わり方を研究している。
個人ではVRゲーム開発も行なっており、Python、Java、JavaScript、Swift、Objective-C、C、C♯など
様々なプログラミング言語を使いこなす。メンター歴2年半。(画像左)

花岡 采加(あやや)
大学3年生。
RubyやSwiftなど多岐にわたるプログラミング言語を独学で学習する努力家。
教室では授業の進行役も務める。メンター歴1年半。(画像右)

 

高野
インタビューを引き受けてくれてありがとう。
まずは、2人がTech Kids Schoolで担当している業務や、日頃からどんなことを意識して働いているのかを教えてください。

たけちゃん
僕はメンターとして、子どもたちにプログラミングを楽しく、わかりやすく教えることを常に心がけています。
メンターの仕事は、決められたマニュアルに沿って動けば出来るというものではありません。生徒一人一人に向き合って、一人一人に合った教え方ができるよう、意識しながら働いています。

あやや
私は通常のメンター業務に加えて、ファシリテーターとして、教室全体を取りまとめ、授業を進行していく業務も担当しています。
メンターとして子どもたちに教えているときも、ファシリテーターとして前に立っているときも、子どもたちに楽しいと思ってもらえるような、明るい雰囲気づくりを大切にしていますね。緊張をほぐし、楽しいという感情をいかに多く引き出せるかを意識しながら日々行動しています。

 

高野
子どもたちと接する時に、特に心がけていることなどはありますか?

たけちゃん
まずは生徒と信頼関係を築くということを一番大事にしています。
Tech Kids Schoolでは、生徒が自分で教材に取り組み、分からないところがあればメンターに質問するという自学スタイルを採っていますが、生徒の中には、授業の中で分からないことや困ったことがあっても、メンターに積極的に質問できないシャイな子たちもいます。
まずはメンターに心を開いてもらうこと、信頼してもらうことが大切です。そのために、ゲームやアニメなど、子どもたちと共通の話題を作ることを日頃から意識しています。生徒から今流行っているゲームの話を聞けば、時間がある時に調べて実際にプレイしてみて、「ここが面白いなぁ」と一緒に話せるくらいの知識をつけていますね。

あやや
私も、メンターと生徒の信頼関係はとても大切にしています。
基本的なことですが、特に入学して間もない生徒の場合は、まずはお互いの名前を覚え合うことを意識していますね。最初は人見知りで、私を呼ぶときも「ねぇねぇ」とか「メンターさん」と呼んでいた子が、「あやや!」とニックネームで呼んでくれるようになると、心理的な距離が縮まったことを感じて、とても嬉しいです。「”テックキッズに行きたい”ではなく、”あややに会いたいから”テックキッズに行きたい」と子どもたちが言ってくれるような関係性を目指して行動しています。

高野
2人とも信頼関係の構築を大切にしているのですね。

たけちゃん
プログラミングを教える時も、一人一人にあった教え方が必要です。
例えば、座標について教える時は、低学年の生徒にはまずはものさしを使ってマイナスの概念を教えます。既に座標についての知識がある生徒には、Z軸の概念を教えてあげたりしますし、Scratchやマインクラフト経験者の場合は、Scratchやマインクラフトの世界になぞらえて教えます。
その子にとって一番わかりやすい学び方というのは、その子の前提知識や興味関心次第です。まずは子どもと信頼関係を築いて、その子の理解していること、好きなことを知った上で、その子にあった教え方をするように心がけています。

 

高野
子どもたちと接する中で、2人がやりがいを感じるのはどのようなときでしょうか?

たけちゃん
子どもたちが作りたいモノを実際に作り上げることができた時が、メンターである僕自身も一番やりがいを感じる時ですね。
最近はプログラミングコンテストで賞を取るような生徒も出てきて、スクールの外でも認められるくらい成長してくれたんだなぁと思うと、嬉しく感じます。

あやや
そうですね、私もたけちゃんと同じく、一番やりがいを感じるのは、生徒の成長を実感した時です。
子どもたちが「できた!」って嬉しそうに言ってくれる姿を見るだけで、もうお姉ちゃんになった気分ですね(笑)
たとえば春休みなどに開催するプログラミング体験ワークショップ「Tech Kids CAMP」では、2~3日という短い期間でプログラミングを学んでもらうのですが、初めはガチガチに緊張していた子どもたちが、自分でオリジナル作品を作って、みんなの前で堂々と発表している姿を見ると「この短い時間で、こんなこともできるようになったのか!」と本当に嬉しく感じます。

 

▼インタビュー後編はこちらから
https://techkidsschool.jp/school/2018/02/15/050.html