2020年2月16日(日)、Tech Kids Schoolと宇宙航空研究開発機構(JAXA)のコラボレーションイベントを渋谷で開催し、公募した小学4〜6年生の約30名に参加いただきました。
内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省が共同して所管する国立研究開発法人であるJAXAは、宇宙や惑星の研究から、大型ロケット、人工衛星、宇宙ステーションの開発など、宇宙にまつわる基礎研究から開発・利用に至るまでを一貫して行う機関です。
Tech Kids SchoolとJAXAのコラボイベントは、2019年にも「人工衛星・地球観測を学ぼう!」というテーマで実施し、参加者の皆さんから大変ご好評をいただきました。(「人工衛星・地球観測を学ぼう!」プログラミング教材は、本ページより無料公開しています)
今年のテーマは「ロケット打ち上げを学ぼう!」。
まずは、ロケットや人工衛星の役割、打ち上げから目標の軌道に到達するまでの方法をクイズ形式で紹介し、その仕組みを学びます。
ロケットの打ち上げはプログラミングによって制御されており、プログラミングが重要な鍵を握っていることを知ったあとは、Scratchでロケット打ち上げを再現するワークに取り組みます。
ロケットが放物線を描いて飛ぶようにプログラムし、目標高度に達したタイミングを合わせてボタンを押すとエンジン、衛星が分離するというゲームを作ります。失敗したとき、成功したときの設定まで行い、Scratch を使った高度なプログラミングを用いました。
休憩タイムには、種子島からいらしてくださったJAXA職員さんに質問をするお子さんも。「どんなお仕事をしているんですか?」「どうやったらJAXAで働けますか?」と質問攻めにされる職員さん。なかには自分で作ってきたロケットゲームを披露した子もいました。
プログラミングが、宇宙開発やロケット打ち上げなどと密接に関わっていることを学び、未来への視野が広がる充実したワークショップとなりました。
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(※現在、JAXAとのイベント実施の予定はございません。)