BLOG
ブログ

2018/12/20/木

目的別で見る、子どものプログラミングの学び方

CATEGORY : プログラミング教育

2020年からの小学校プログラミング必修化を目前に、民間のプログラミンク教育も活発化。

ところで、小学校でプログラミング教育が実施される目的や、早期にプログラミングを学ぶことでどんなメリットがあるのかをご存知ですか?

プログラミングを学び始める際には、プログラミングを学ぶ目的に沿った教室を選ぶことが重要なポイントになります。

 

子どもの学びたい内容や保護者の希望に沿った「プログラミング教育」を見つけるため、まずはプログラミングを学ぶ目的を、明確なものにしてみましょう。

 

【もくじ】

———————————
■必修化を目前に、日本全国でプログラミング教育が活発化!

■プログラミング学習をする目的は明確になっていますか?

■Tech Kids Schoolでのプログラミング教育の目的

■IT技術は、将来世界で勝ち残るためのスキルとなる

■まとめ

———————————

 

 

【必修化を目前に、日本全国でプログラミング教育が活発化!

2020年の公立小学校でのプログラミング教育必修化を目前に、プログラミング教育に関する世間の関心はますます高まっています。

2018年に株式会社イオレが実施した『子どもの習い事に関するアンケート調査』では、「今後、子どもにさせたい習い事はありますか?」という質問に「ある」と答えた79.4%の保護者のうち、その候補として「プログラミング」を挙げた保護者は15%。

 

つまり、全体の12%近くが「プログラミングを習わせたい!」と考えていることになります。
出典:子どもの習い事に関するアンケート調査

そして公立小学校での必修化に先立って、民間のプログラミング教室も年々増加中。習い事としてのプログラミングにも注目が集まっていることがわかります。

 

【プログラミング学習をする目的は明確になっていますか?】

そもそも、なぜ子どものうちからプログラミングを学ぶ必要があるのでしょうか?

文部科学省では、として以下の3点を記載しています。
出典:プログラミング教育を実施するための目的

【知識・技能】
身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。
【思考力・判断力・表現力等】
発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること。
【学びに向かう力・人間性等】
発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養(かんよう)すること。

これらからわかるように、学校教育ではプログラミング技術を学ぶことよりも、「プログラミング的思考」を育成することが大きな目的となっているのです。

 

一方、民間のプログラミング教室には、学校教育の目的に沿った教室から、プログラミングの楽しさを伝えることそのものを目的とする教室まで、様々な目的の教室があります。

つまり、プログラミング的思考力の育成を目指す公教育の「プログラミング」と、民間教室の「プログラミング」、どちらも同じ言葉で全く別のものを指していることもあるのです。

 

習い事としてのプログラミングを検討し始めたら、まずは子どもがどのような目的を持ってプログラミング学習をすべきか明確にしてから、目的にあった学び方を探すことが重要です。

 

 

【Tech Kids Schoolでのプログラミング教育の目的】

民間のプログラミング教室は、技術の習得を目的とするプログラミング教室から、PC操作に慣れることを目的とするプログラミング教室まで、運営する団体によってプログラミングを指導する目的が全く異なります。

 

たとえば、小学生向けプログラミングスクールTech Kids Schoolでは、

「テクノロジーを武器として、自らのアイデアを実現し、社会に能動的に働きかける人材」

の育成を目的としています。

 

論理的思考や表現力を身に付けることも大切ですが、プログラミングを学ぶ価値は、その知識を使ってアイデアを実現することにあります。

Tech Kids Schoolでは、テクノロジーを活用する技術力を身に付けること、そして、その技術力を使ってアイデアを実現する経験を重ねることで、目標とする人材を輩出することを目指しています。

▶︎ Tech Kids Schoolについてもっと知りたい方はコチラ

▶︎ Tech Kids Schoolの入学説明会&体験会にお申し込みの方はコチラ

 

 

【IT技術は、将来世界で勝ち残るためのスキルとなる】

日本では少子高齢化に伴う労働人口の減少により、2030年には80万人のIT系人材が不足すると試算されています。

韓国、アメリカをはじめとした諸外国でもIT系人材の不足が懸念されており、各国ともプログラミング教育をはじめとしたIT教育に力を注ぐと同時に、優秀な外国人留学生の受け入れを進めています。

 

ここで大切なのは、「ITの知識を生かしてアイデアを実現できる人材が必要とされている」ということ。

 

これからの未来を担う子どもたちは、プログラミングの確かな知識を身につけ、アイデアをカタチあるものに設計、表現する力を身に着けることで、国内はもちろんグローバルに活躍できる人材へと成長するチャンスがあるとも言えます。

 

 

【まとめ】

プログラミング教育には教室の方針によって様々な効果が期待できるため、まずはお子様がどのような目的で学習するか、何を身に着けるためにプログラミングを学ぶのかという点を、あらかじめ考えておくことが重要です。

 

最初に明確な目的を設定することでその目的に沿ったプログラミングスクールや学習方法を選択することができるため、望んだ効果を得ることも期待できるようになるはずです。

 

プログラミングを学び始める際には、ぜひお子様と一緒に「何を目的にプログラミングを学ぶのか?」について話し合ってみてください。