Press Release

プレスリリース

2023/07/06/木

CA Tech Kids、渋谷区の教員を対象にChatGPT研修を実施  〜文部科学省が7月4日に公表したガイドラインの解説も〜

CATEGORY : Tech Kids School 公教育への貢献活動

プログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kids(読み:シーエーテックキッズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上野朝大)は、米Open AI社が開発した「ChatGPT(チャットジーピーティー)」の活用に関する研修を、渋谷区の小学校教員を対象に2023年7月5日(水)に実施したことをお知らせいたします。

本研修は、教職員の方々に向け、実際に「ChatGPT」の体験を通じて、その仕組みや特長、教育現場における利活用方法や、AI技術との向き合い方について学び考える、教育現場に特化した実践型の研修です。

小学生を中心にプログラミングをはじめとするテクノロジー教育を提供してきた当社が培ったノウハウをもとに、ITスキルに馴染みのない方にもわかりやすい解説を行い、実際にその場で試していただく実践型の研修となっております。また、講座だけでなく「AIとの付き合いかた」「AI時代の教育に必要なこと」などをディスカッションする場を設けたほか、7月4日に文部科学省より公表された「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」についても解説しました。AIとの向き合いが急速に求められる教育現場において、明日から活かすことができる実践的な研修を提供しています。

なお、本研修では、「ChatGPT」に入力された情報がAIの学習に利用される可能性があることを踏まえ、機密情報や個人情報を扱わないものとし、情報の安全な管理を含めた注意すべき事項を徹底しております。

渋谷区小学校教員を対象とした「ChatGPT」研修について

2023年7月5日に渋谷区の小学校教員を対象に、区立広尾小学校にて実施したところ、同校ほか複数校を含む約30名の教員のかたにご参加いただきました。
「初めてChatGPTを利用してみて、脅威を感じるとともに、正しく活用する重要性を感じました」「ここまで優れたものが登場すると、教員のありかたというのを今一度考えなければならないと思います」「ChatGPTの得手不得手がわかり、活用するシーンのイメージが湧きました」「文部科学省のガイドラインの要点がわかり非常にありがたかったです」といった声をいただきました。

【研修概要】
1. ChatGPTの利用体験
2. ChatGPTの基礎知識について
3. ChatGPTの利点について
4. ChatGPTの利用のコツ
5. ChatGPTの課題や注意事項
6. さまざまな生成AIの紹介
7.ディスカッション

【広尾小学校 木田義仁校長先生コメント】
「今の子どもたちは1人1台のデバイスを持ち、新しいテクノロジーに触れることに慣れています。今後ますますAIが私たちの社会に普及していくなか、教員も児童も正しく上手に使いこなす術を身につけることが求められるのだと思います。教員の業務にどう活かすか、子どもたちへの教育にどう活かすか、2つの観点がありますが、実際に体験して理解をした上で柔軟に取り組んでいきたいと考えています。
AIの時代に、子どもたちの好奇心や創造性の重要性は増していくでしょう。『なぜ?どうして?』と自ら疑問を持ち、主体的に課題を解決していくこと、そうした場面や機会を教員が作ることができるよう、授業のあり方を研究していきます。」

【教員研修の様子】

研修を希望される団体様へ

本研修は全国の行政機関、団体向けに実施しています。ご関心をお持ちのご担当者様は下記フォームよりお問い合わせください。

・時間 : 2時間程度
・対象 : 全国の教育委員会等の行政機関 / 企業 等
・場所 : 各庁舎 / オフィス 等
・詳細 : 実施時期や規模等についてはお問い合わせください。

 
 

研修提供の背景

「ChatGPT」に代表される生成AI(文章や音楽、画像等をAIが生成する技術)は、今後さらに加速度的に進化すると予測されており、幅広い世代の生活シーンに活かされていくことは間違いありません。これまで小学生を中心に、プログラミングをはじめとするテクノロジー教育を行ってきたCA Tech Kidsは、培ってきた経験やノウハウをもとに、年齢問わず幅広く参加していただけるような、分かりやすく丁寧な「ChatGPT」の研修を実施することを決定いたしました。当社では、2023年3月より5回にわたって「ChatGPT親子体験」ワークショップを開催し、約400名の親子にご参加いただいたほか、同5月には香川県善通寺市にて市職員向けのChatGPT研修も実施しており、そこで得られた知見や参加者からのフィードバックを本研修にも活用しています。

プログラミングスクール「Tech Kids School」について

当社は2013年の設立より、直営教室として小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School(テックキッズスクール)」 を運営しています。プログラミングの基礎から本格的なプログラミング技術を学習するコースを体系的に提供し、iPhoneアプリをリリースする生徒や各種プログラミングコンテストでの受賞者を毎年輩出しております。また、全国No.1小学生プログラマーを決定する「Tech Kids Grand Prix」の開催や、多様な企業・団体とのコラボレーション企画のほか、地方や公教育のプログラミング教育支援など多面的に展開しています。
2019年には、個別指導事業などを展開する株式会社スプリックスとの合弁会社として株式会社キュレオを設立し、独自の教材を全国の塾事業者へ提供する「QUREOプログラミング教室」の運営を開始しました。現在では47都道府県に2,900教室以上を展開し、小学生向けプログラミング教室数国内No.1(※)の規模を誇ります。プログラミング初心者のお子さまに向けて、全国各地で本格的なプログラミング学習を提供しております。

※小学生対象のプログラミング教室事業者(アプリケーションやゲームの開発を主とするソフトウェアプログラミング系およびロボットプログラミング系を含む)において、プログラミング教室掲載数No.1比較サイト「コエテコ」または各社ホームページにて公開されている教室数を当社にて調査した結果(2022年4月時点)

本件に関する取材のお問い合わせ先

株式会社CA Tech Kids  広報担当:真下
Tel: 03-5489-8639 / E-mail: pr@ca-techkids.com