Press Release

プレスリリース

2020/12/07/月

2020年度全国No.1小学生プログラマー決定! 小学生のためのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2020」受賞者発表 ~グランプリ作品は、身近にあるSDGsをAIカメラで楽しく知るアプリ~

CATEGORY : Tech Kids Grand Prix

小学生向けプログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kids(読み:シーエーテックキッズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上野朝大)は、主催する小学生のためのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2020(テックキッズグランプリ2020)」の決勝プレゼンテーションを2020年12月6日(日)に開催し、各種受賞者を発表いたしました。

「Tech Kids Grand Prix」は、『21世紀を創るのは、君たちだ。』 をスローガンに掲げ、これに賛同する全21の企業や団体とともに、これからの時代を担っていくすべての小学生に向けて実施する国内最大のプログラミングコンテストです。2018年より毎年開催し、3年目となる本年度は、前年度の1.5倍を上回る2,189件の応募が全国各地より寄せられました。厳正なる一次、二次、三次審査を経て、選出された10名の小学生が、12月6日に渋谷ストリームホールにて行われた決勝プレゼンテーションにて、自身の作品を発表しました。株式会社Cygames、ヤフー株式会社、東急株式会社、一般財団法人LINEみらい財団、株式会社サイバーエージェントの協賛各社が審査員として参加し、登壇者の発表に対する質疑を経て、「ビジョン(掲げる夢や実現したい世界観)」、「プロダクト(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)」、「プレゼンテーション(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)」の3つの観点から審査し、上位3名を決定したほか、特別賞として協賛企業賞の表彰を行いました。表彰は以下の通りです。

「Tech Kids Grand Prix 2020」受賞者

 

第1位(Tech Kids Grand Prix)  川口明莉さん(愛知県・小学4年生)

作品「マークみっけ! for SDGs」

世界の人々の困っていることを解決するために、マタニティマークやベルマークといった身の回りにある様々なマークをカメラで撮影して集め、2030年の世界を笑顔にするというSDGs(国際社会に共通する持続可能な開発目標)を身近に知ることができるアプリ。マークを撮影するとAIがそのマークを画像認識し、SDGsの目標種類ごとに自分の図鑑に登録される。マーク集めを楽しみながら、SDGsについて学ぶことができる。

 

第2位 平川晴茄さん (宮崎県・小学6年生)

作品「ぶらっしゅとーく」

新型コロナウイルスの影響により入院中の祖母と会えなくなってしまったことがきっかけで開発した、離れている人とコミュニケーションを楽しくとるためのタブレット用アプリ。スマホが使えない高齢者や文字が書けない幼児ともスムーズにコミュニケーションがとれるよう、文字盤やスタンプ、ビデオ通話などの機能を搭載。ユーザーテストを繰り返し医者からのアドバイスをもらうなど、ユーザビリティ、アクセシビリティを考え抜いて作られた。

 

第3位 齋藤之理さん (東京都・小学5年生)

作品「GRAVITY TRAVEL(グラビティトラベル)」
人類が宇宙に移住先を求め旅に出るというストーリーで、宇宙の重力と運動を体験できる本格宇宙船ゲーム。博物館で見た重力井戸の展示から興味を持ち開発した。星の万有引力を考えながら減速・加速を行い、うまく周回軌道にのせて目標の星を目指す。

協賛企業賞

 

Cygames賞  長谷部環さん (静岡県・小学5年生)

作品「Parallel world(パラレルワールド)」

本格的な弾幕シューティングゲーム。キャラクターだけでなくフォントなども全て自身で描いたほか、弾幕の動きが作り出す幾何学的な模様や敵の動き、Scratch上で作曲したオリジナルBGMなど、細部にわたって芸術性高く自分の世界観を表現した。

 

Yahoo!賞 安藤優那さん (東京都・小学6年生)

作品「オーロラオーケストラ」

自身の夢である「オーロラをみたい」「指揮者になりたい」を掛け合わせた新感覚ゲーム。オーロラ発生のメカニズムを解説するメニューのあと、オーロラの色や濃さをコントロールするゲーム、さらに作ったオーロラを背景に自分が指揮者となって演奏を行うモードも搭載。顔認識機能を使い、顔を楽器に近づけることで演奏ができる。新型コロナウイルスの影響を受けている世の中に楽しいことを提供したいと開発したエンターテインメント性の高い作品。

 

東急賞 千葉紫聞さん (東京都・小学2年生)

作品「【B2B】BACK TO BACK(バックトゥバック)」

自身が所属するバスケットボールクラブが、新型コロナウイルスの影響で休みになってしまったため、自分1人でもトレーニングができるように開発したマルチアプリ。レベルごとのトレーニングメニュー動画や、練習時に役立つストップウォッチ機能のほか、バスケのルールを楽しく学ぶクイズメニューも搭載。モチベーションをあげるデザインやBGMにもこだわっている。

 

LINE賞 平川晴茄さん (宮崎県・小学6年生)

作品「ぶらっしゅとーく」

※2位と同時受賞

 

Cyberagent賞 中島莉衣奈さん (大分県・小学3年生)

作品「てあらいマスター」

お母さんから「手洗いが甘い!」と注意されたことがきっかけで、目に見えないウイルスをどうしたら上手に洗うことができるかを考え、正しい手の洗いかたを楽しく習得できるようにゲーム化。自身の弟に試してもらい、文字を読みやすい大きさのひらがなにする、操作がわかりやすい色使いにするなど、自分よりも年下の子どもでも遊べるようデザインにこだわった作品。

審査員

株式会社Cygames CTO室 Technical Director 永谷真澄氏

ヤフー株式会社 SR推進統括本部 Yahoo!きっず企画 金澤亜矢子氏

東急株式会社 沿線生活創造事業部 ウェルネス事業推進グループ 課長 石川あゆみ氏

一般財団法人LINEみらい財団 企画室 福岡俊弘氏

株式会社サイバーエージェント 常務執行役員(技術担当)兼ABEMA開発本部長 長瀬慶重氏

来賓挨拶

本決勝プレゼンテーションには、デジタル改革担当大臣の平井卓也氏がオンラインで参加され、「Tech Kids Grand Prixのような大会はとても重要だと思っています。デジタルをクリエイティブに使いこなして社会課題を解決したり、周りの人を幸せに、便利にすることに向けて頑張る子どもたちを全力で応援します」と、未来を創る次世代へ期待を込めたメッセージをいただきました。

なお、CA Tech Kids は来年度も「Tech Kids Grand Prix」を開催し、引き続き全国各地の自治体と連携して地域プログラミングコンテストの無償支援を行うことを決定し、現在、連携する自治体を募集しております。

 

当日の動画や受賞結果はこちらよりご覧いただけます。

「Tech Kids Grand Prix 2020」決勝プレゼンテーション概要

名称
Tech Kids Grand Prix 2020(テックキッズグランプリ2020)
内容
小学生のためのプログラミングコンテスト
対象
すべての小学生(生年月日が2008年4月2日~2014年4月1日の方)
募集作品
コンピュータープログラミングを用いて開発されたアプリケーションやゲーム作品
(ロボットや電子工作等、特殊なハードウェアを必要とする作品は不可)
言語
指定なし
協賛
株式会社Cygames、Facebook Japan株式会社、Twitter Japan株式会社、ヤフー株式会社、楽天株式会社、アドビ株式会社、グーグル合同会社、東急株式会社、LINE株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社ジンズホールディングス、株式会社ミクシィ、GMOインターネット株式会社、ソフトバンク株式会社、公益財団法人 孫正義育英財団、株式会社オービックビジネスコンサルタント、株式会社JTB、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、江崎グリコ株式会社
後援
一般社団法人新経済連盟

株式会社CA Tech Kids 概要

社名
株式会社CA Tech Kids
https://techkidsschool.jp/company/
所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
代表者
代表取締役社長 上野 朝大
事業内容
小学生向けプログラミング教育事業